PCSX2のダウンロード方法と導入設定講座
PCSX2を起動させるにはPS2やパソコンのハードに対する専門知識が必要です。自信がない人にはBIOS不要プラグイン不要のすぐに遊べるPlay!をオススメします。
1) 下記の公式サイトからPCSX2をダウンロードしますインストール版もしくはバイナリ版(インストールしたくない人向け)を選択してください。https://pcsx2.net/download/releases/windows.html
2) 次にPS2実機からBIOSを吸い出します。*専門知識
以前はSwapMagicを用いる方法が一般的でしたが現在SwapMagicは入手困難になっており入荷されても高価なためオススメしません。安く吸い出せる方法があったのでご紹介します。
3) あとはDVDドライブにゲームソフトを挿入するだけでPCSX2が作動します。読み込み速度を早くしたいときはDVD Decrypterなど使用してイメージ化も可能です。
PCSX2のレビュー
公式スクリーンショット | |
---|---|
![]() ![]() |
|
再現性 | ★★★★★ |
コスト | フリーソフト(無料) |
対応OS | Windows/Linux/Mac |
推奨CPU | Intel Core i3 10100以上 (3.6GHz 4コア8スレッド) AMD Ryzen 3 3100以上 (3.6GHz 4コア8スレッド) |
推奨GPU | NVIDIA GeForce GTX 750 Ti以上 ※APU内蔵のVega 11で基本サクサク ※Intel内蔵のUHD 630でも2DゲームならOK |
ゲームパッド |
●エミュレータ対応の実機コントローラー
|
機能性 | セーブステート/チート/ネットプレイ |
日本語 | 標準対応 |
BIOS | 必要 |
プラグイン | 必要 |
RetroArch | 対応 |
PCSX2公式 | ![]() |
もともとは初代PS(PCSX)の解析を行っていたチームで2002年からPCSX2の開発へ移行しました。当初は開発に難航しておりパソコンのスペック不足も相まって遊べる段階には到底たどり着くことはできないと考えられていました。
それから数年が経過したある日IntelがCore 2 Duoを発表します。これによりスペック問題が解決したPCSX2は急速に開発が進み成長していくのでした。今では実機以上のグラフィック再現も可能になっており驚くほど綺麗な画質で遊ぶことができます。
市販ゲーム対応率は実質100%
十数年コツコツと解析・開発を続けたPCSX2は最強すぎて独走状態です。公式の動作リストによると市販ゲームソフトのうち97.56%がゲームクリアまで問題なくプレイできると報告があります。全く動かないゲームはたったの0.38%しかありません。
PCSX2の互換性や再現性は日々進化しており10年前と今では動作スペックも多少変化しました。大半のゲームは2コアCPUで問題なく遊べますがPCSX2は4コア以上に最適化してあるため金銭に余裕があるならば4コア以上を推奨します。
初心者には扱いが難しい
PCSX2は標準で日本語対応しているため設定項目に迷うことはありませんが、BIOSの吸い出しやゲームによって変更する各種プラグインの設定など扱いが難しいところもあり専門知識が必要になります。自信がない人はBIOS不要ですぐに遊べるPlay!をオススメします。
とはいえ起動率&再現性は最高クラスの性能を持っておりネットプレイにも対応しているエミュレータはPCSX2しかないので徐々に慣れていきましょう。
サイト内関連ページ
- 初心者のためのPCSX2グラフィック設定講座
- 低速CPUでもPCSX2が豪快に動く設定
- 焚き火ニートで高画質検証
- 各種プラグイン一覧 ※2010年ごろの情報なので注意。