DuckStationのグラフィック再現性能は圧倒的です

実機BIOS不要で遊べるDuckStationは初心者でも扱いやすいことから急速に人気度が高まっています。

実機をはるかに超えるグラフィック画質を備えており互換性も日々進歩しています。現在PSソフト起動率は97.6%に達しています。

DuckStationのレビュー

DuckStation:起動画面
PSエミュ:DuckStation起動画面
再現性
コスト フリーソフト(無料)
対応OS Windows/Linux/Mac/Android
推奨CPU Celeron G5900以上 (3.4GHz 2コア4スレッド)
AMD Athlon 3000G以上 (3.3GHz 2コア4スレッド)
推奨GPU NVIDIA GeForce GTX 750 Ti以上
※ネイティブ画質なら内蔵GPUで問題ありません
メモリ 2GB以上
機能性 PGXP (PS特有の3D歪み修正)
アップスケーリング (高解像度で再描画)
ReShade (色調補正)
テクスチャフィルタリング (テクスチャを中間色で補完)
ワイドスクリーン (描画領域が横に広がる)
倍速/ステートセーブ/チート
日本語 対応
BIOS 実機不要
BIOSを公式からダウンロードする裏技
プラグイン 不要
RetroArch 対応
エミュ公式  DuckStation公式サイト

DuckStationはPSソフトだけ用意すればすぐにでも遊べる人気のPSエミュレータです。

最近登場したばかりなので知名度はまだありませんが機能面の高さから近年注目されはじめています。

PSエミュレータは2000年に登場したePSXeによってすでに高い完成度にたどり着いており、新しい開発者は10年近く現れることがありませんでした。

初代PSでもここまで高画質化できる

[YouTube] DuckStation画質比較 実機 vs 2K

DuckStationは他のPSエミュレータと比較してグラフィック再現に力を入れておりプレステ実機をはるかに超える画質で遊べることが一番の強みです。6倍の1440pで再描画すると驚くほど綺麗になるのでグラフィックボードを積んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。

驚くほどの高画質化も素晴らしいですがワイドスクリーンハックで表示領域が広がることもDuckStation特有の強みと言えます。

ワイド化すると一般的にキャラクターが横に太ることをイメージしますがこれは純粋に描画領域だけ広げます。

プラグイン不要、標準で日本語化可能

DuckStationは最初から日本語化されており面倒なプラグイン設定なども不要です。ゲームごとにプラグインを変えたりしていたePSXe時代のような初心者お断りな時代は終わりを告げました。

開発が開始されたばかりでePSXeほどの互換性は実現できていませんが、ゲーム動作数もいずれナンバーワンのPSエミュレータになる日が来るでしょう。現在のソフト完全動作率は97.6%です。

プレイステーションはまだまだ進化する。

本体とBIOSを入手

1) 公式サイトからDuckStationをダウンロードします。リンク先のページ中央から下にある「Assets」からWindows版もしくはAndroid版を選択してください。

2) PS1 BIOSを公式からダウンロードする方法を参考に必要ファイルを揃えましょう。これにより実機BIOSを用意しなくともお手軽にエミュレータで遊べるようになりました。※DuckStationはこの方法に対応しています。

日本語化設定

3) インストール時に自動的に日本語化されますが万が一英語のままだった場合は次の方法で日本語化できます。起動して[Settings]のメニュー下の方にある[Language]から日本語化しましょう。

4) PSソフトはパソコンのDVDドライブへ挿入するだけですぐに遊ぶことができます。下記のツールを利用してイメージ化することでロード時間を早くすることも可能。

CD Manipulator跡地