3DO Realエミュレータ PC版

3DO Real 本体とコントローラー

3DOソフトの入手とエミュ機能解説

3DO Realは登場する時代が10年ほど早すぎたと言われるように認知度も低く開発者も少ない状態です。今でもエミュレータ開発されてはいますが実質一つとなります。

3DOエミュレータ 完成度 BIOS プラグイン 日本語 RetroArch
FreeDoアイコン FreeDO 不要 不要 X X
3DOゲーム機アイコン 3DO Games エミュレータで遊ぶための3DOソフトを入手

FreeDOの解説評価

起動画面
性能
コスト フリーソフト
対応OS Windows
機能 サウンド/ゲームパッド/ステートセーブ
エミュ公式 FreeDO公式サイト

FreeDOは唯一の3DOエミュレータです。動作させるだけならほとんどの3DOソフトに対応していますが、再現性はまだ調整中とのことで完成が待ち遠しい出来となっております。

起動するには3DO実機BIOSイメージが必須になっており用意してないと何度も読み取りウィンドウが立ち上がるため注意してください。コントローラーに対応していますが少々厄介でレジストリーを設定することになるので初心者にはオススメしません。

HKEY_CURRENT_USERSoftwareFreeDOFreeDO Emulator
この場所にエミュレータに関するキー設定が保存されています。見た感じでどこのキーになるかはなんとなく分かりますが16進数になっておりそのまま入力しても認識しません。

「16進数 キーボード」などのキーワードでグーグル検索してください。キー設定さえしてしまえばJoy To Keyといった支援ツールによりコントローラーでエミュレータを遊ぶことが出来ます。

3DO Realの成り立ち

3DO Real(スリーディーオー)は1993年にエレクトロニック・アーツ社が開発したゲーム機で日本では1994年に松下電器より販売された。今でこそBattleFieldで有名になったEAですが当時は知る人も少なく32ビットの性能といえどもコストが高かったためソフトもユーザーもついていくことができなかった。

3DOの考えは「高性能なハードがあればソフトが勝手についてくる。」任天堂の考えは「ゲームソフトに合わせたハードがある。」
この違いですね。結果、値下げに値下げを重ねても売れることが無く3DOはプレイステーションやN64に敗北して撤退しました。

高性能ハードだったのには理由があり、当時としては珍しい考え方で「マルチメディアとしても使ってもらおう」としたわけですが時代がそこまで3DOに求めていなかった。ゲームの内容はコナミやカプコンが出している日本向けのもありますが多くは「洋ゲー」と言われるソフトです。